補正防衛費4200億円 年金支給減で過去最高の大盤振る舞い

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 来年度予算の防衛費は過去最高となる5兆3000億円規模が見込まれているが、ナントそれとは別に今年度の補正予算約4200億円を計上するという。防衛費の補正予算としては過去最高だ。

 北朝鮮は5月以降、弾道ミサイルなどを13回発射している。軌道が変化したり発射間隔が短縮化されたりするなどの新型が見られ、防衛省は警戒を強めている。そこで、弾道ミサイル防衛(BMD)能力の強化を図るために予算が必要らしいが、補正は、著しい情勢の変化や突発的な事態に対して組まれるもの。過去最高の補正予算を組むほど差し迫った“北の脅威”が近づいているとは到底思えない。

 加えて、今年度の国の税収は、当初見込みより2兆円下振れする見通しだ。2兆円の赤字国債でしのぐほど財政は火の車なのに、防衛費だけは大盤振る舞いなのだ。

 その分、削られるのは社会保障だ。来年度は、2年連続でマクロ経済スライドを発動する公算が強まっている。物価の上昇より年金支給額の引き上げを低く抑え、実質カットされる。消費増税後に年金まで減額とは、年金生活者は踏んだり蹴ったりだ。

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