“復興五輪”強調に怒り 福島県民「内閣支持率30%」の衝撃
桜疑惑が炎上し、低迷したままの内閣支持率。
そんな中、福島県の地元メディアが行った世論調査の結果が、安倍政権に衝撃を与えている。今月25日、福島民報社と福島テレビが共同で「県民世論調査」を実施。700人から回答を得た。
安倍内閣を「支持する」は、前回の昨年9月調査から11・1ポイントも下落し、30・3%。逆に「支持しない」は、13・6ポイント増え、53・9%になり、支持と不支持が大逆転したのだ。
昨年の参院選で自公は東北6県の1人区を2勝4敗と大敗したが、福島は勝った。その福島での支持率急落に、ネット上では〈これが国民の正常な感覚だろう〉〈福島県民は冷静です〉〈復興五輪なんて何浮かれてんだと思ってるのが本音なんだろうな〉と話題になっている。
「力強く復興しつつある被災地の姿を見て、実感していただきたい。まさに復興五輪であります」――。安倍首相は20日の施政方針演説で、福島の復興を強調した。