佐々木香奈
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佐々木香奈NY在住ジャーナリスト

1963年、島根県生まれ。大阪早稲田速記秘書専門学校卒、一級速記士。リクルート住宅情報誌他で執筆、東大阪市議会事務局勤務を経て1987ニューヨークへ。読売新聞米国社現地法人・読売アメリカ社記者、2004年からフリー。本紙にて「NY裏通信」連載(2007〜09年)。著書「街中のギモン in NY」他。

医療崩壊目前「コミコン」開催の見本市会場が“野戦病院”に

公開日: 更新日:

「ニューヨーク市は全米コロナウイルスのエピセンター(震源地)となった」と、22日ビル・デブラシオNY市長が記者会見でヒステリックに言い放った。感染者数全米トップのニューヨーク州で、6割が市の感染者なので、エピセンターという言い方は残念ながら正しい。

 これだけ集中すると、医療分野がマヒを起こすので、行政は対応に追われている。まず足りない病院施設を補うために、ニューヨーク市とその郊外4カ所で、臨時病院が開設される。市内ではマンハッタンのミッドタウンにあるジェイコブ・ジャビッツ・コンベンションセンターに白羽の矢。巨大な見本市会場が1000床完備の病院に変身する。いつもは「コミコン」などが開かれ、コスプレのアニメファンでごった返す場所が、戦時中にたとえるなら野戦病院となるわけだ。郊外では州立大学施設が選ばれている。こうすることで、現在あるICU3000床を、1万8000~3万7000床にまで増やそうという計画だ。

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