ホリエモンが都知事選“電撃”出馬へ「東京改造計画」を提言

公開日: 更新日:

 小池知事にまさかの“刺客”だ。実業家の堀江貴文氏(47)が東京都知事選(6月18日告示、7月5日投票)への出馬に意欲を示している。20日のスポーツ報知によると、周辺は立候補の可能性について「99%」と語り、正式表明は告示直前になるという。

 堀江氏は今月30日に著書「東京改造計画」(幻冬舎)を出版。〈コロナ時代の首都の新しい形〉として満員電車は値上げ、江戸城再建、大麻解禁、東京都のオール民営化など37項目、500ページに及ぶ大胆な“マニフェスト”を提言する。新型コロナの感染状況を踏まえ、街頭演説や集会など従来型の選挙活動は行わず、小池知事の4倍強、約350万人がフォローする自身のツイッターや動画配信などネットを駆使した選挙戦を展開するとみられる。

■野党は漁夫の利チャンス

 ホリエモンは2005年の郵政選挙にも出馬。当時の自民党執行部の応援を受けたが、敗れた。2度目の挑戦で小池知事に投じる予定だった自民支持票や無党派票を奪えば、野党は漁夫の利。

 願ってもない好機だが、対抗馬が見つからないとは情けない……。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    「立花一派」の一網打尽が司法の意志…広がる捜査の手に内部情報漏した兵庫県議2人も戦々恐々

  2. 2

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  3. 3

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 4

    高市首相のいらん答弁で中国の怒りエスカレート…トンデモ政権が農水産業生産者と庶民を“見殺し”に

  5. 5

    「総理に失礼だ!」と小池都知事が大炎上…高市首相“45度お辞儀”に“5度の会釈”で対応したワケ

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  3. 8

    維新の“公金流用疑惑”が尽きない事情…藤田文武共同代表に続き、今度は高木佳保里総務会長

  4. 9

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  5. 10

    高市政権の放漫財政が引き起こすジレンマ…バラマキ経済対策がさらなる物価高を後押し

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ