出井康博
著者のコラム一覧
出井康博ジャーナリスト

いでい・やすひろ 1965年、岡山県生まれ。早大政経学部卒業。英字紙「THE NIKKEI WEEKLY」記者などを経て、フリー。著書に「移民クライシス 偽装留学生、奴隷労働の最前線」(角川新書)、「ルポ ニッポン絶望工場」(講談社+α新書)など。

政財界の大物たちが役員を務める「受け入れ団体」の怪しさ

公開日: 更新日:

 外国人労働者の受け入れと政治の関係を示すエピソードをひとつ紹介してみよう。今から1年半以上前の2018年11月30日付の日刊ゲンダイ1面にこんな見出しが躍った。

「麻生ピンハネ移民利権」

「麻生」とは当然、麻生太郎財務相を指す。

 国会は当時、外国人労働者の受け入れ拡大に向けた改正入管法の審議中だった。そのさなか、大物大臣の「利権」が報じられたのだ。

 同法は12月8日に成立した。すると2日後の同10日、筆者に見知らぬ相手からメールが届いた。差出人は一般社団法人「日本ミャンマー協会」(JMA)の幹部。同記事内で「ピンハネ協会」と名指しされている団体だ。「ピンハネ」の根拠を示せというのである。

 記事には確かに、私のコメントが引用されていたし、当時は複数のネット媒体にもJMAに関する署名記事を寄稿していた。だが、私自身は「ピンハネ」などの表現は一度も使ったことはない。にもかかわらずJMAは、編集部ではなく私にクレームをつけてきたのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    キムタク長女が破局 ハンパが許せなかった工藤静香の怒り

  2. 2

    うがい薬で株価操縦か 吉村府知事にインサイダー疑惑浮上

  3. 3

    山下智久 現役JKお持ち帰り報道で忍び寄る“最悪シナリオ”

  4. 4

    坂上忍では微妙…関西人が納得する上沼恵美子“後釜”の名前

  5. 5

    分科会に浮上「Go To トラベル」前倒し実施に重大瑕疵疑惑

  6. 6

    上沼恵美子「降板の全真相」現場は“辞めたる”を待っていた

  7. 7

    抗議殺到!イソジン吉村と大阪モデルの化けの皮が剥がれる

  8. 8

    阪神藤浪を殺す梅野の怯懦 巨人相手に5回まで1失点も3連敗

  9. 9

    定規で測ったように一角だけ絹目が見えないラミネート跡

  10. 10

    “東京進出組”2人のMC 石井亮次にあって宮根誠司にないもの

もっと見る