著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

ルーズベルトの親電を10時間遅らせた通信課の命令が意味するのは天皇への背信

公開日: 更新日:
東京・赤坂のアメリカ大使館(1945年)/(C)共同通信社

 ルーズベルト大統領の親電がなぜ15時間近くも遅れてアメリカの駐日大使館に届いたのか。その内幕を丹念に見ていくと、日本の政治上の欠陥がいくつか浮かび上がってくる。

 アメリカ側は日本時間12月7日の午前11時にワシントンから東京に宛てて親電を打った。日本の中央電信局に着いた… 

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