衆院東京15区補選は候補乱立で誰も「法定得票」に届かない? 再選挙の可能性に自民ニヤリ

公開日: 更新日:

 全敗したら「岸田おろし」の号砲が鳴る──と囁かれる衆院補欠選挙(28日投開票)が、来週16日に告示される。選挙が行われるのは東京15区、島根1区、長崎3区の3選挙区だ。

【写真】この記事の関連写真を見る(32枚)

 そのうち東京15区にガ然、注目が集まっている。候補者が乱立し、このまま選挙戦に突入したら、どの候補も当選に必要な「法定得票数」に届かず、異例の「再選挙」になる可能性が高まっているからだ。現在、立候補を予定しているのは8人。すでに多くの候補者が活動を開始していて、降りる雰囲気がない。

「この週末(6日)には、花見客が集まる地元の木場公園に日本保守党の候補予定者や、出馬を表明している須藤元気さんが顔を出して、パンフレットを配ったり、花見客と一緒に写真を撮っていました。維新の宣伝カーも走っているし、自民党議員だった秋元司氏も各戸にチラシをポスティングしています。もう、みな選挙モードです」(地元住民)

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    夏の京都に異変! 訪日客でオーバーツーリズムのはずが…高級ホテルが低調なワケ

  3. 3

    中日ポスト立浪は「侍J井端監督vs井上二軍監督」の一騎打ち…周囲の評価は五分五分か

  4. 4

    不倫報道の福原愛 緩さとモテぶりは現役時から評判だった

  5. 5

    ヒロド歩美アナ「報ステ」起用で波紋…テレ朝とABCテレビの間に吹き始めた“すきま風”

  1. 6

    中日立浪監督「ビリ回避なら続投説」は本当か…3年連続“安定の低迷”でも観客動員は絶好調

  2. 7

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  3. 8

    夏休み到来! 我が子をテレビやゲーム、YouTube漬けにしない「割と簡単にできる方法」

  4. 9

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 10

    新庄監督は日本ハムCS進出、続投要請でも「続投拒否」か…就任時に公言していた“未来予想図”