著者のコラム一覧
片岡健ノンフィクションライター

1971年、広島市生まれ。早稲田大学商学部卒業後、ノンフィクションのライターに。新旧様々な事件を取材し、新事実や冤罪を発見している。著作に『平成監獄面会記』、同書が漫画家・塚原洋一氏によりコミカライズされた『マンガ「獄中面会物語」』(共に笠倉出版社)、『もう一つの重罪 桶川ストーカー殺人事件「実行犯」告白手記』(リミアンドテッド)など。最新刊は2026年4月発行の『実録 死刑囚26人の素顔』(宝島SUGOI文庫)。

和歌山カレー事件 林真須美死刑囚と関係を断っている兄が密かに信じる「妹の無実」

公開日: 更新日:

自分の証言が妹を有罪に追い込むことに

林死刑囚宅の跡地(提供)筆者

 1998年7月、和歌山市の夏祭りでカレーを食べた67人がヒ素中毒に陥り、うち4人が死亡した事件では、地元の主婦だった林真須美死刑囚(63)が逮捕され、2009年に死刑が確定した。だが、本人は一貫して無実を主張。直接的証拠はなく、動機も不明なため、冤罪を疑う声も少なくない。事件を… 

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