著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

敗戦直後の日本で始まった餓死との闘い

公開日: 更新日:
児玉誉士夫率いる日本国民党が餓死対策国民大会を開催(1946=昭和20=年11月1日)/(C)共同通信社

 太平洋戦争の敗戦直後、戦争は終わったという見方ですぐに平和で、安定した社会が戻ったように考える向きもあるが、それは大間違いだ。食べ物がないだけでなく、住む家もない。着るものとてない。私たちが知っておかなければならないのは、国民の生存を確保することさえ難しい状態になるまで、戦争を… 

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