トランプ大統領“暗殺”に動き出すのか…米FBI元長官「呼びかけ」の波紋

公開日: 更新日:

「トランプ暗殺」に、アメリカが大騒ぎになっている。

 国土安保省のノーム長官は15日、FBIのコミー元長官が「トランプ大統領の暗殺を呼びかけた」として、捜査に乗り出したと明らかにした。SNSを通じ「安保省と大統領警護隊が捜査している。適切に対応する」と表明した。

 容疑をかけられているコミー氏は、砂の上に貝殻を並べて「8647」の数字を表現した写真をインスタグラムに投稿。数字の「86」は、英語のスラングで「処分」や「排除」を意味し、「47」は第47代大統領のトランプを指していると解釈されている。コミー氏は、トランプの大統領1期目就任後、すぐに対立し、間もなく解任されている。

 問題の投稿についてコミー氏は、「きょう、ビーチを散歩中に見かけた貝殻の写真を投稿した。きっと政治的メッセージだと思った」としたうえで、「この数字が暴力と結び付けられるとは思わなかった。いかなる暴力にも反対するため、投稿を削除した」と釈明している。

 しかし、FBIの長官までやった人物が、「8647」の隠語を知らなかったのだろうか。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    彬子さま三笠宮家“新当主”で…麻生太郎氏が気を揉む実妹・信子さま「母娘の断絶」と「女性宮家問題」

  4. 4

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  5. 5

    ヤクルト池山新監督の「意外な評判」 二軍を率いて最下位、その手腕を不安視する声が少なくないが…

  1. 6

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  2. 7

    違法薬物で逮捕された元NHKアナ塚本堅一さんは、依存症予防教育アドバイザーとして再出発していた

  3. 8

    大麻所持の清水尋也、保釈後も広がる波紋…水面下で進む"芋づる式逮捕"に芸能界は戦々恐々

  4. 9

    “行間”を深読みできない人が急増中…「無言の帰宅」の意味、なぜ分からないのか

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発