落ち目の国民民主党を自公が“買い叩き”…ささやかれる参院選後「連立」取り込み説

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「昨年の衆院選後から、自民党は国民民主の玉木代表を担ぐのではないかという話が流れていました。玉木さん本人も、自民と公明に担がれて総理になることにまんざらでもない様子だった。なにしろ、飛ぶ鳥を落とす勢いでしたからね。この夏の参院選も20議席は堅いなどともてはやされていた。ところが、玉木代表の『備蓄米は動物のエサ』発言や『山尾ショック』があり、支持率が急落、参院選も獲得議席は10議席前後ではないか、と予測されています。しかし、石破自民党にとっては、むしろ“落ち目”の国民民主の方が都合がいい。ここまで支持率が落ちたら、さすがに玉木さんも『総理にしろ』とか、『重要閣僚につけろ』などと強気な要求はできないでしょう。落ち目の国民民主なら、安く買い叩ける。適当な閣僚ポストを渡して、衆院で過半数を確保できれば、損はないというわけです」(政界関係者)

 勢いを失った国民民主党は、政権に近づいていくのか。

  ◇  ◇  ◇

 国民民主党の人気凋落ぶりについては、関連記事【もっと読む】などで詳しく報じている。

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