9日間の都議選で露呈した「国民民主党」「再生の道」の凋落ぶり…玉木vs石丸“代表負け比べ”の様相
国民民主関係者は「こんなはずじゃなかった」と頭を抱え、「もう1つでもスキャンダルが出たら、参院選もアウトだ」とビクビクしている。
■「再生の道」は議席ゼロもあり得る
石丸伸二氏が1月に立ち上げた「再生の道」は、オーディションにより大量42人を擁立したものの、今や存在感ナシ。獲得議席ゼロもあり得る状況だ。
「石丸氏が『年収800万円以上のハイクラス人材が集まった』と胸を張った通り、候補者のタマは決して悪くない。でも、いかんせん選挙はズブの素人で公認決定後、石丸氏はほぼ彼らに丸投げ。各候補は選挙のノウハウを教えてもらえず、皆が皆、困惑していた。候補同士で『どうしたらいいの』と相談し合ったり、取材記者に選挙戦のアドバイスを求めたり。涙ぐましい努力は悲哀に満ちていた」(都政関係者)
石丸氏の結党目的は「国民に広く政治参加を促すこと」。朝日新聞のインタビューでは「候補者選考に1128人がエントリーした時点でほぼ達成できた」と満足げだった。ゼロ議席に終わっても「事実上勝った」と強がりを言い出しかねない。
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