参政党・神谷宗幣代表「日本人ファースト」どこへ? “小麦忌避”のはずが政治資金でイタリア料理三昧
翌22年出版の「参政党Q&Aブック基礎編」で、神谷氏はGHQによって小麦が大量に輸入されるようになったとした上で「本来欧米人の間で食べられ続けていた食材」「日本人は小麦に対する耐性を、獲得していない」と主張。強烈な「小麦忌避」を打ち出したが、前出のイタリアンレストランは小麦由来のピザやパスタを提供している。
神谷氏は19年の香港訪問時にも、自身のインスタグラムに巨大なピザを持つ写真を投稿。よっぽどイタリアンが好きなのか? 確認すべく前出のレストランに取材を申し込んだが、「その話はチョット」と断られた。
今年4月にユーチューブで「参政党はお金に関してはスーパークリーン」と豪語した神谷氏。政治資金で高額な飲み食いは自民党の金満政治家と変わらない。
◇ ◇ ◇
17日間の選挙戦で数えられないほどのヘイトを吐き散らかした参政党。そうした実態を当初から報じたのはTBS系「報道特集」や神奈川新聞くらいだという。大手メディアは生ぬるすぎるのでは?●関連記事【もっと読む】『参院選中に参政党「排外主義カルト」の実態をマトモに報じなかった大手メディアの生ぬるさ』で詳しく報じている。