何から何まで見えない先行き 日米交渉がこの結末で株価高騰の異様

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米国の思惑通り、日本からふんだくった(C)日刊ゲンダイ

 15%に安堵したのか、株価が続騰しているが、おかしなことだ。法外な関税をかけられ、GDPも下落必至なのに、刹那のマネーゲームの異様な市場。首相の進退も新聞辞令が先行するなんて前代未聞だ。その先の政局も見えない中、お呼びじゃない長老会談をタレ流し報道の情けなさ。

 兜町はお祭り騒ぎだ。難航していた「トランプ関税」をめぐる「日米交渉」が決着したことで株価が急騰している。

 24日の日経平均株価は、655円高の4万1826円と、約1年ぶりの高水準で終わった。この2日間だけで2000円以上の上昇である。輸出関連株を中心に買いが膨らんだ。

「日米交渉の決着は、まさにポジティブサプライズでした。 

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