大の里は4つ目の「金星」配給で新横綱V完全消滅…不名誉極まりない“新記録”のオマケ付き

公開日: 更新日:

 新横綱大の里(25)がまた負けた。

 25日、結びの一番で2敗の平幕・琴勝峰に敗れ、4敗に後退。千秋楽は2敗の2力士が対戦するため、大の里の新横綱Vは完全消滅した。

 しかも、不名誉極まりない“新記録”のオマケ付き。この日で大の里の金星配給は4個目。昭和以降の新横綱の金星配給記録を塗り替える、ワースト1位だ。

 大の里には2つの悪癖がある。1つは立ち合いで押せないとすぐに引く癖。さらにこの日のように、勝ち急いで相撲が雑になるきらいもある。

「立ち合いで右を差して下手を掴んだものの、攻め急ぐあまり上体が起きてしまい、逆転の上手投げを食らった。大の里は192センチ、191キロの巨体だが、しっかり腰が下りていればこそ重さが武器になる。この日のように腰が伸びたり、引いて棒立ちになってしまうと、ちょっとした押しや崩しで踏ん張れず、相手にすると『軽く』感じてしまう」(角界OB)

 新横綱に苦戦は付きものとはいえ、あまりに内容が悪い大の里。残り2日間で、どこまで自分らしい相撲を取れるか……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  5. 5

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  1. 6

    12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

  2. 7

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  4. 9

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  5. 10

    2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも