渋野日向子が全英前哨戦の大事な初日に久々バーディー連発!“本番”に弾みを付けられるか
【ISPSハンダ・スコットランド女子オープン】第1日
次週の全英女子オープンの前哨戦と位置づけられている今大会。4大会連続予選落ちの渋野日向子(26=写真)は開幕前のWOWOWのインタビューで「全英で4日間戦いたいですし、今週も4日間戦いたいので、頑張ります」と言ったが、2019年に初の海外遠征だった全英女子に優勝した「スマイルシンデレラ」も、その後は魔法が解けたかのように、英国のコースでは元気がない。
渋野が勝った舞台は、ロンドンから北西80キロに位置する内陸のウォーバーンGC。海沿いのリンクスコースではなかった。ディフェンディングチャンピオンで臨んだ20年大会のロイヤルトゥルーンGCは、クライド湾からの強風、硬いフェアウエー、深いポットバンカーがある典型的なリンクスコース。通算12オーバーで予選落ちすると、翌年のカーヌスティGLは34位。22年のミュアフィールドでは3位と見せ場をつくったが、その後は2年連続で予選落ち。昨年は聖地セントアンドルーズで初日「全英」自己ワーストの80をたたき、通算14オーバーとボロボロだった。