シリーズ「第2次世界大戦と原爆」(4)ウラン爆弾を完成させることができなかったヒトラー

原子核が分裂することで中性子が生まれ、それがさらに爆発を続けていくきっかけになることが実験でも証明された。そこで生まれたエネルギーは、とてつもない総量になり、人類がこれまで手にしたことのない爆発力を持っていることが、科学者の間でもいささかの怯えを持って語られるようになった。
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