著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

シリーズ「第2次世界大戦と原爆」(2)人類滅亡を避けるため「核なき平和」の追求を

公開日: 更新日:
長崎に落とされたファットマンの方が、広島のリトルボーイより強力だった=1945年8月9日(C)World History Archive/ニューズコム/共同通信イメージズ

 もう少し「89秒」について、説明を続けていこう。今年(2025年)の1月、アメリカの科学雑誌は、人類が核兵器によって自滅するまでの時間を89秒と試算して発表した。これは1945年に第2次世界大戦が終わってから一貫して発表しているもので、最初(1947年)は7分であった。以来、毎… 

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