シリーズ「第2次世界大戦と原爆」(22)新型爆弾製造により戦局不利の打開を狙った軍事指導者たち

日本側がナチスドイツにウラン鉱石2トンを譲り渡して欲しいと申し入れた事実は、戦況の上ではサイパン陥落の数カ月前であった。こうした事実を見ると、枢軸体制側の国家における製造開発の動きは、軍事主導での新型爆弾を開発して、戦況の不利を打開するという視点で捉えられていたことがわかる。
…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,065文字/全文1,206文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】