著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

シリーズ「第2次世界大戦と原爆」(21)果たしてヒトラーのドイツはウラン鉱石2トンを日本に送ろうとしたのか

公開日: 更新日:
ハーケンクロイツを背景に演説するヒトラー(C)DPA/共同通信イメージズ

 ウラン鉱石を求めて、日本側はドイツに2トンのウランの提供を求めた。この申し出を行ったのは、陸軍航空本部の将校、川島虎之輔大佐である。川島は駐独大使の大島浩から、ドイツ側の「何に使うのか」との問い合わせを受けた際、「ウラン爆弾に使う」と正直に伝えたと証言していた。すると即座に「ウ… 

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