シリーズ「第2次世界大戦と原爆」(48)秘密工場とロケット特攻、軍部の断末魔

広島、長崎への原爆投下は、結果的には日本に敗戦の現実を教えた。むろん本土決戦に固執する日本の軍部は、こういう兵器を前にしても敗戦を認めず、ひたすら聖戦遂行を口走り、その思いを他の集団にぶつけていた。このような状況で、確かに原子物理学者の中にも「戦況をひっくり返すような兵器など日…
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