自維政権に不協和音…定数削減、OTC類似薬めぐり焦りイラつく維新の無責任さを自民がチクリ

公開日: 更新日:

 維新は焦りとイライラを隠せないが、高市首相はそっけない。維新の看板である社会保険料の引き下げを巡っても、むしろ高市首相のトゲが目立つ。

 当初、維新はOTC類似薬の保険適用除外を目指していたが、保険適用を残したまま患者に追加負担を求める自民・政府案に同調。参院予算委で片山氏が質疑終盤に「数千億円規模の医療給付の削減につなげて欲しい」と求めると、高市首相は「医療関係に関しては御党からさまざまなご提言をいただいております」と前置きし、突然、目に力を込めてこう言い放った。

「本来でしたら『内閣の中で一緒に責任を担っていただきたい』と、特にこの分野に関しては申し上げたいところでございますが……」

 閣外協力のクセに口うるさい維新が癪に障るのか、急に皮肉っぽくチクリ。答弁席の真後ろに座っていた片山財務相も驚きつつニヤけていた。もっとも、維新が無責任なのはその通りだ。

「自維協議では、追加負担について薬剤費の『4分の1』『3分の1』『2分の1』といった案が出ていますが、対象薬剤の範囲などは決まっていません。どのような疾患、また、どれだけの人数にインパクトがあるのか。実際に保険料が下がるのかどうか。あらゆる前提が不明なまま『数千億』という規模ありきで見直しが進んでいます」(医療団体関係者)

 維新の「やってる感」が不協和音の正体だ。

  ◇  ◇  ◇

 維新のグダグダぶりは、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などで詳しく報じている。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八王子実践・河本ロバート監督「ライブや家族旅行も、事前に相談があれば休ませます」

  2. 2

    萩本欽一〈34〉私の“運”論 大谷翔平のカネを使い込んだ通訳に「小さな声で『ありがとう』」

  3. 3

    中居正広氏が熊本地震被災地を支援と報道 引退後も変わらないチャリティー精神と芸能界復帰の可能性

  4. 4

    高橋成美「渋幕→慶応」だけでは読み解けないズバ抜けた回転の速さ 世界選手権ペアで日本人初の銅メダル

  5. 5

    東京・赤羽、先行する第1地区に110メートル級、せんべろの1番街が丸ごと潰される危機

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    国害SNSを告発 森山裕・自民党前幹事長「高市おろし」キーマンに急浮上の裏…不快感に国境なし

  3. 8

    年金生活者を悩ませる墓問題 維持費も「墓じまい」の費用も払えない人はどうすればいいのか?

  4. 9

    「墓じまい」に悩むシニア 費用や遺骨の始末より問題になる「家族の愛憎問題」

  5. 10

    松本若菜「ジュラシック・ワールド」吹き替え《棒読み》論争再燃…暗雲漂う主演ドラマに新たな逆風