著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

シリーズ「占領下の日本社会」(46)もし「戦犯自主裁判の勅令」がそのまま実行されていたら、日本は大騒ぎになっただろう

公開日: 更新日:
隣組の集まり。旧円紙幣に張る証書を配る(1946=昭和21=年2月25日)/(C)共同通信社

「戦犯自主裁判」の勅令案が、もしそのまま実行に移されたならば、という事態をもう少し想定してみよう。4人の国務大臣が告発できる場合について、これまで記述してきた。もうひとつ、ある条項が存在する。「国民は百名以上の連名を以て国務大臣や検事長を通して検事総長に告発することができる」とい… 

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