山口組、稲川会、住吉会…最高幹部3者の極秘会食で何が話し合われたのか
「風向きが明らかに変わったと話題を呼んだのが、2016年に、横浜・中華街の料理店で、司忍六代目、住吉会・関功会長、稲川会・清田次郎会長と当時のトップ3人が初めて一堂に介した会食でした。当時は六代目山口組が分裂して約1年後のことで、東西を代表する3団体トップが膝を突き合わせて友好ぶりを見せつけることが、敵対組織への牽制につながると見られたんです」
住吉会はその後、先代から後継指名を受けた小川修司会長がトップとなって以降も、23年に横浜市内で山口組、稲川会とのビッグ3会談に参加。トップになって日が浅い小川会長にとっても、業界を牽引する髙山清司若頭と内堀会長と肩を並べて会食する機会は、自組織を束ねる威信を高める意味でも得がたい機会となった。
では、東西ビッグ3のトップや司令塔がくつわを並べた今回の三者会談の背景には、どんな事情があったのだろうか。
関東の組織関係者が話す。
「住吉会を代表する形で参加した最高幹部は、今年4月に身分を隠して配下に会長車を取得させたとして、組織犯罪処罰法違反容疑で逮捕されたんだが、その保釈祝いにわざわざ他代紋のトップクラスが参集するはずもない。逮捕を報じる記事で、この最高幹部が『住吉会の次期トップの有力候補』と伝えられたのが、ヒントになるんじゃないの。あとはみなまで言わなくても想像できるよね…」
奇しくも現トップの小川会長は、跡目相続をめぐる金銭トラブルに関与したとして昨年末に窃盗の疑いで起訴され、これまた業界に激震を走らせている。
前代未聞の不祥事で生じた権力の空白と今回の謎めいた会食、その点と線をめぐり、業界が再びざわつき始めている。


















