維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ
■「抵抗勢力のせいで」がシナリオ
だとしたら、一刻も早い国会正常化のため、「今国会での成立は諦める」とスパッと言えばいい話だ。なぜ、ゴニョゴニョと濁したのか。「野党のせいにしたいようです」と言うのは、ある永田町関係者だ。
「トップ会談終了後、維新幹部は報道陣に『取り下げるか否かは、8日からの野党との交渉次第だ』と言っていた。断念は決まっているのに、あえてそう強調したのは、抵抗勢力の野党との協議の上で取り下げに至った方が見栄えがいいからでしょう」
とんだ猿芝居というわけだ。もっとも、定数削減法案の成立は無理筋である。少数与党の参院で審議がままならない。「60日ルール」を使って衆院で再可決しようにも、さらなる大荒れは必至。多くの自民議員も本音では反対だからだ。自民の党三役経験者はこう言う。
「現法案は、法施行から1年以内に衆院選挙制度協議会で結論が出なければ比例代表45議席を自動的に削減するとしていて、乱暴すぎます。国民の声が反映されづらくなることに加え、少数政党の存続にも関わる。こんな重大な法改正を、衆院再可決ルールで強引に成立させるなどあってはならない。見送りは当然の話です」
茶番にもほどがある。
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