大阪ミナミ半グレ集団の顔「テポドン」凄惨集団リンチの一部始終…元祖トクリュウ4度目逮捕
「オイ、瓶持ってこい。殺してまうからな。頭割ったるわ」
肩で風を切り、我が物顔で大阪・ミナミを闊歩する半グレ集団のリーダー「テポドン」は仲間6人で被害男性を取り囲むと、ドスをきかせ、カネを要求した。
知人男性に殴る蹴るの暴行を加え、現金を脅し取ろうとしたとして、大阪府警捜査4課は15日、傷害と恐喝未遂の疑いで「テポドン」こと吉満勇介(38)、牧大輔(39)、平原孝一(31)の3容疑者を含む男6人を逮捕した。
吉満容疑者らは今年4月、自身が経営に関わるミナミのバーに20代の男性を呼びつけた。男性が店内に入ると、いきなり顔面を複数回ブン殴り、男性をその場に押し倒し、顔面にパンチを浴びせ、膝蹴りを見舞い、抵抗できない男性を椅子に座らせた。
6人全員で男性を取り囲み、「牧大輔の名前を使うて金を回収したやろ」と因縁をつけた。
「おまえ、デコ(警察)に走ったら、さらうで」と脅し、「ナンボ、返すんや。100万円やろ。オレら全員パクられたとしても、保釈ってあんねん。その間にいったるからな。ナンボ払うねん。おまえから言え。(頭を)割んぞ。おまえ、コラ」と畳みかけ、顔面を殴打し、100万円を請求した。