高3の甥っ子が伯父の味噌汁に毒を盛る…衝撃の犯行動機と家庭環境

公開日: 更新日:

「いびきがうるさくて耐えられず、殺そうと思った」

 衝撃的な動機だった。

 千葉県市原市で自営業を営む伯父(53)の味噌汁に、刻んだキョウチクトウの葉を混ぜて殺害しようとしたとして、県警市原署は1日、同居する甥っ子の高校3年生の男子生徒(18)を逮捕した。

 甥っ子は7月17日午後0時15~25分ごろ、食事中の伯父のもとに「伯父さん、どうぞ」と言って毒入りの味噌汁を持って行き、自室に戻った。しばらくして伯父が味噌汁を口に入れると、味に違和感を覚え、舌がビリビリしびれ出したため、洗面所の三角コーナーに吐き出した。

「その時点で伯父は甥っ子のことは全く疑っていなかった。家族間のトラブルもなく、疑う理由もなかったことから追及もしなかった。甥っ子は自室にいたため、伯父が味噌汁を飲んだところは見ていない。伯父もまさか自宅で味噌汁に何かを入れられるとか、そんなことが起きるなんて思ってもいなかった。甥っ子は母親とその実兄にあたる伯父の3人で、伯父の家で暮らしていた。甥っ子はその日、学校を休んで家にいた」(捜査事情通)

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  2. 2

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  3. 3

    ヤクルト青木“GM”が主導したバランスドラフトの成否…今後はチーム編成を完全掌握へ

  4. 4

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  5. 5

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  1. 6

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  2. 7

    高市首相が狙う悪夢の“強権官邸”復活…安倍時代の再来へ「経産-警察ライン」で恐怖政治

  3. 8

    最終盤の宮城県知事選は仰天の展開! 高市首相応援の現職vs昭恵さん&参政党支援の元自民議員でデッドヒート

  4. 9

    小川晶市長「ラブホ密会」の震源地…群馬・前橋市のナイトスポットで“まさかの声”続出

  5. 10

    タレント出身議員の“出世頭” 三原じゅん子氏の暴力団交遊疑惑と絶えない金銭トラブル