「天神祭」の会場近くで催涙スプレー噴射し指名手配…容疑者の潜伏先がバレたマヌケな理由

公開日: 更新日:

 格闘家が痛みで目を開けられず、何もできない間に上松容疑者はスプレー缶を投げ捨て上半身裸のまま、現場から逃走。府警は上松容疑者を指名手配して行方を捜していた。

 上松容疑者は事件の前日(24日)にも、同じ公園内で通行人の男性に「おまえ、強いんか?喧嘩しようや」と言いがかりをつけ、スプレーをかけていた。

「24時間体制でミナミ付近の治安維持にあたっている特別警察隊が以前、上松を職務質問したことがあり、よく知っていた。本人は日頃の動向をSNSに投稿していたため、検索すると、焼き肉を食べている動画がアップされていた。画像から居場所を突き止め、隊員が現場に急行し、2日午前10時30分、食事を終えて東心斎橋の焼き肉店から出てきたところを逮捕した。上松は焼き肉店前の路上で隊員らに取り囲まれ、パトカーに乗せられるシーンを動画で撮影し、SNSに投稿していた」(前出の捜査事情通)

 本人は職務質問された際、「オレは自分で都島(署)行く言うたのに」と言い訳していたが、自ら居場所をバラし、パクられるとはマヌケとしか言いようがない。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾