「調教してほしい」メッセージ発端に120万円被害に…スケベ心につけ込んだ“交際あっせん詐欺”だましの手口

公開日: 更新日:

「調教してほしい」

 先月18日のこと。島根県益田市在住の30代男性が「X」を閲覧中、見知らぬ女性のアカウントからこんなメッセージが届いた。

 内容に興味をもった男性は、添付されたリンクからLINEにアクセス。アカウントを追加したところ、複数の女性の写真が送られてきた。男性が好みの女性を選択すると、秘匿性の高い通信アプリ「テレグラム」をインストールするよう指示があった。「西野」と名乗る受付係からテレグラムで連絡があり、「ミオ」という女性のアカウントを紹介された。

■「カード作成費用」を皮切りに

 ミオとやりとりを続けるうちに、会う約束をした。男性は会えるのを楽しみにしていたが、ミオは「私と会うためには会員カードが必要」と条件を提示。男性が西野に「会員になるにはどうしたらいいか」と問い合わると、「カードの作成費用がかかります」と返事があり、5000円を請求された。男性は西野から送られてきたペイペイのアカウントに代金を送金した。


 金の要求はこれだけで終わらなかった。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑