金1億円分をブラトップとショーツに隠す…オンナ3人の密輸がバレた理由

公開日: 更新日:

 西村容疑者から「金を持って帰れば小遣いをあげる」と持ち掛けられた大坪容疑者が、友人の柳沢容疑者と佐藤容疑者を誘い、2泊3日の日程で香港に渡航。飛行機代と滞在費に加え、1人15万円の報酬を約束されていた。

「西村と大坪は飲み仲間だった。大坪が東京・足立区のマンションで同居していたタクシー会社勤務の佐藤と、都内でエステ店を経営する柳沢に声をかけた。手口からして手慣れた感じで、他にも事件に関与した人物がいるとみて捜査を進めている」(前出の捜査事情通)

 持ち込んだ金を国内で転売し、消費税と地方消費税計約987万円の利ざやを稼ぐのが目的だった。税関から情報提供を受けた警視庁が捜査していた。

 金価格の高騰にともない、素人が金密輸に手を染め、検挙されるケースが相次いでいる。香港旅行と15万円の現ナマに目がくらんだために、警察にパクられ、メディアに名前と顔をさらされるのだから、代償はあまりにも大きい。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木麟太郎をドラフト指名する日本プロ球団の勝算…メジャーの評価は“激辛”、セDH制採用も後押し

  2. 2

    日本ハム新庄監督がドラフト会議出席に気乗りしないワケ…ソフトB小久保監督は欠席表明

  3. 3

    ヤクルト青木“GM”が主導したバランスドラフトの成否…今後はチーム編成を完全掌握へ

  4. 4

    吉村代表こそ「ホント適当なんだな」…衆院議席3分の1が比例復活の維新がゾンビ議員削減と訴える大ボケ

  5. 5

    吉村代表は連日“ドヤ顔”、党内にも高揚感漂うが…維新幹部から早くも「連立離脱論」噴出のワケ

  1. 6

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 7

    ブルージェイズ知将が温めるワールドシリーズ「大谷封じ」の秘策…ドジャース連覇は一筋縄ではいかず

  3. 8

    高市政権は「安倍イタコ政権」か? 防衛費増額、武器輸出三原則無視、社会保障改悪…アベ政治の悪夢復活

  4. 9

    今秋ドラフトは不作!1位指名の事前公表がわずか3球団どまりのウラ側

  5. 10

    亀梨和也気になる体調不良と酒グセ、田中みな実との結婚…旧ジャニーズ退所後の順風満帆に落とし穴