自宅から大量の薬物押収でも“完黙”続ける大学生密売人の強靱メンタル…絵文字使い「X」で客募る
8月、1人暮らしをしていた井上容疑者の自宅を家宅捜索。スーツケースの中からコカインやシャブなど大量の薬物のほか、注射器、計量器、小分け用の道具が見つかった。薬物は細工された水筒の底やお菓子の箱の中に隠されていた。井上容疑者は東京・板橋区のコインロッカーにも大麻などを保管。8台のスマホを使って客とやりとりしていた。
「同級生がパクられた後も、大量の薬物を他の場所に移さず、自宅に置いたままだった。薬物検査の結果、井上自身もコカインを使用していたことが判明。押収された大麻だけで約3キロに上ることから、これだけ大量の薬物を大学生2人でさばけるはずがない。背後に密売組織があるとみて突き上げ捜査を行っているが、井上は同級生の男と違って、なかなか口を割りそうにない」(前出の捜査事情通)
井上容疑者の逮捕は8月以降、今回で4回目だが、これまで「完黙」を貫いているという。密売組織にしてみれば、学生にしておくのがもったいないくらい、肝の据わった密売人だろう。


















