恩師が明かす レッドソックス田沢「30キロ増量」復活秘話

公開日: 更新日:

 レッドソックスのセットアッパーで、今回のポストシーズンも大活躍の田沢純一(27)。2010年の右ひじトミー・ジョン手術(腱の移植手術)からの復活劇を、社会人野球新日本石油(現JX―ENEOS)時代の恩師である大久保秀昭監督が明かした。

リハビリは相当きつかったそうで、毎日が地獄のような日々を過ごしていたようです。社会人の頃から、まじめで律義な性格だけに、球団のメニューに沿って手を抜かずにリハビリやトレーニングに励んでいたそうです。体つきを見れば真剣に取り組んでいたのが分かり、入社時は60キロ台だった体重は今では90キロを超えている。30キロ近く増量しながら、体の切れを失っていないのは効果的な食事に加えてトレーニングのたまものでしょう」

 田沢は、毎年オフになると古巣のグラウンドで自主トレに励んでいる。今年1月にキャッチボールを見た大久保監督は球筋に目を見張ったという。

「もともと最速150キロ前後は投げてましたが、キャッチボールの球がうなりを上げていました。同じ150キロでも体重が乗り、重みが増していたのです。社会人時代と比べても明らかに馬力が付いていました」(大久保監督)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動