謝罪のバレンティン 無罪主張もシーズン出遅れは必至
弁護士によるとバレンティンは24日に裁判官による聴聞のために再出廷する。その際、裁判官が日本への渡航の是非を判断することになる。24日に起訴された場合は無罪を主張する方針だ。バレンティンも「逮捕は誤解。真実が明らかになれば大丈夫」と話していたが、アメリカは家庭内暴力に関しては日本よりはるかに厳しい。裁判が長引く可能性も出てくる。 ヤクルトは外国人選手は27日に来日することになっているが、衣笠球団社長は「キャンプ地の沖縄入りする30日の飛行機に乗るのは難しい」と話している。場合によってはオープン戦や公式戦にも影響が出てくる。
バレンティンは12日に、別居中で離婚協議中のカーラ夫人の腕をつかみ、寝室に閉じ込めたなどとして逮捕された。カーラ夫人は「これまで暴力をふるわれたことはなく、驚いたし怖かった」と話しているが、イメージダウン、調整の遅れ、高い慰謝料と、バレンティンは、この一件で高い代償を払わされることになる。