日本国籍取得の琴欧洲 「親方」の条件はオールクリア
関脇の琴欧洲(30)が去る6日、日本国籍を取得していたことが明らかになった。引退後の目標は親方になること。その条件も国籍取得で全て整った。大関経験者ということもあり、独立して部屋を構えることもできる。
肝心の親方株購入資金も問題ない。佐渡ケ嶽部屋といえばタニマチがしっかりしている部屋。バックアップは十分期待できる。さらに琴欧洲自身もケチで有名。もともとが出稼ぎで相撲を取っているだけに、付け人たちに景気よく小遣いをやるタイプではない。同じ佐渡ケ嶽部屋でも「これでうまいもんでも食えよ」と、気前良くカネをばらまく大関の琴奨菊とは正反対。「琴欧洲は都内某所にある焼き肉屋の常連。安くてうまい店だが、付け人などを連れてくることはほとんどない」(担当記者)というのだから、相当貯め込んでいるのだろう。
そんな琴欧洲には、「アイツに親方なんて絶対に無理」という声も多い。ある角界OBは「そもそも、何を教えるのか」とこう言う。
「琴欧洲は技術も何もない、腕力頼みの相撲しかできない。これでは日本人力士には何も教えられないし、外国人を連れてくるといっても自分の粗雑なコピーにしかならない」