「寝違え」故障のダルにトレーナー、寝具メーカーがアドバイス

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 今季は首が“ネック”となってパフォーマンスを発揮できない可能性もある。

 首の寝違えで開幕戦の登板を回避したレンジャーズのダルビッシュ有(27)。26日に医師の診察を受けた結果、異常は見当たらなかったが、今後の回復次第では4月1日の開幕からの故障者リスト(DL)入りも検討されている。

 ダルは12年にメジャーに移籍してから毎年、首痛を発症している。移籍1年目はシーズン終盤の9月に首の張りを訴えて登板を見送った。昨季は前半戦終了間際の7月10日に右僧帽筋(首の付け根から背中に広がる筋肉)の張りでDL入り。選手間投票で選出された球宴を欠場した。今季も開幕から首が原因でいきなりダウンである。

■甘くみると再発も

 こうも首に故障を繰り返すのは、ダルの首が弱いからか。元横浜(現DeNA)トレーナーで「石川マッサージ治療院」(横浜・上大岡)の石川一司院長がこう言う。

「寝違えは疲労の蓄積や、肩甲骨の動きが制限されて首に負担がかかることで生じ、ひどい場合は、頚椎がずれることもあります。寝違えは軽く考えがちですが、甘く見ると再発する恐れもあるだけに、治療には細心の注意が必要です」

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