イチローが“奇声”張り上げナインと大ハシャギしているワケ

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 ヤンキース・イチロー(40)の奇行にナインが目を白黒させている。

 23日のホワイトソックス戦。イチローは試合開始直前、ベンチで何やら奇声を発しながら、ナインとハイタッチ。これにはナインも驚いたような表情を見せ、田中はもちろん、登板を控える黒田さえ苦笑いを浮かべながらタッチに応じていたほどだった。

 メジャーではナインをリラックスさせるため、主力選手がダンスを披露したり、おどけたりするのは珍しくない。実績のあるベテランが道化役を買って出るケースもあるとはいえ、孤高で愛想なしの選手がおどける姿にけげんな表情を浮かべる同僚は少なくなかったという。

 イチローがチームを盛り上げているのは試合前に限らない。好守を披露した野手が引き揚げる際には、ベンチから真っ先に飛び出して肩を叩くなど、労をねぎらう姿も目立った。
 イチローの変貌はチームの体質と無関係ではない。

 ヤンキースは単に結果だけ残していては生き残れない。チームの勝利を優先する姿勢が重要なのだ。

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