イチロー復帰初安打 激しさ増す若手との「定位置」争い

公開日: 更新日:

 故障で欠場が続いていたヤンキースのベテラン外野手が健在ぶりをアピールした。

 11日のブルワーズ戦の守備でひざと腰を痛めて休養していたイチロー(40)が18日(日本時間19日)、パイレーツとのダブルヘッダー第2試合に「7番・右翼」で7戦ぶりにスタメン出場。4打数1安打、3三振だった。

 四回の第2打席で、相手の先発右腕コールにカウント1-2と追い込まれながら、151キロの直球を振り抜く右前打。本格的な戦列復帰で安打をマークした。

 今季は外野の5番手で、守備固めや代走要員としてベンチを温めてきたが、ここにきて正右翼手のベルトランが右ひじを痛めて故障者リスト(DL)入り。ねずみを除去する手術を受ける予定で、20日にも専門医の最終診断を受け、メスを入れれば長期間、戦列を離れる可能性もあるという。

 ベルトランに代わって若手のアルモンテ(25)が15日に傘下の3Aから昇格。17日には左翼でスタメン起用され、1号ソロを放つなど、いきなり結果を残した。当面はイチローとアルモンテが併用される見込みだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因