他のファンタジスタと何が違う? J・ロドリゲスを徹底分析

公開日: 更新日:

 今、世界中で最も脚光を浴びている選手が、4試合連続計5ゴールを記録し、得点王ランキングトップに立っているコロンビア代表の10番ハメス・ロドリゲスである。

 1次リーグC組の日本戦では、後半途中から出場すると試合の流れをガラッと変え、1ゴール2アシストの大活躍。まだあどけなさが残る22歳のイケメンに、敵ながら惚れ込んでしまった日本人女性も多いはずだ。

 そのロドリゲスは、決勝トーナメント1回戦のウルグアイ戦でも2ゴールを決め、コロンビア初の8強入りに貢献。特に左足ボレーで決めた1点目は、今大会随一のビューティフルゴールと高い評価を集めている。

 ロドリゲスの凄さは左足のキック、ドリブル、ボールコントロールなどプレーすべてのスキルの高さにある。そして、それ以上に驚かされるのは、高い判断能力だ。

 味方を使う時と自分で仕掛ける時の選択眼が鋭く、自分のスキルをその局面で、どんな形で使えば最も効果的なのかをよく理解している上にゲームの流れを読む力も持っている。また、プレーすべてが創造性にもあふれているため、見る者を魅了する数少ないファンタジスタといえる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    国分太一との協議内容を“週刊誌にリーク”と言及…日本テレビ社長会見の波紋と、噴出した疑問の声

  5. 5

    衆院定数削減「1割」で自維合意のデタラメ…支持率“独り負け”で焦る維新は政局ごっこに躍起

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  5. 10

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較