青木が対戦 オリオールズの監督はメジャー一番の「嫌われ者」

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 オリオールズは5日(日本時間6日)、地区シリーズ第3戦でタイガースを下し、3連勝。17年ぶり10回目のリーグ優勝決定戦への進出を決めた。

 それまで万年最下位だったオリオールズを、就任5年目で地区優勝させたのがバック・ショウォルター監督(58)だ。選手としてはメジャー経験なし。だが、監督としては優秀で、特に若手育成には定評がある。

 ヤンキース時代(90~95年)は、ジーター、ポサダ、ペティット、リベラらをデビューさせてチームを再建。ダイヤモンドバックス(98~00年)とレンジャーズ(03~06年)でも、チームの土台をつくった。この3球団はいずれもショウォルター監督退任後、ワールドシリーズに進出した。

 戦略やデータを重視するのはもちろん、規律を重んじる。長髪禁止に始まって、ユニホームの着こなしや帽子のかぶり方まで注意するというからハンパじゃない。

 同監督のもと野手はジョーンズ(29)、デービス(28)ら、投手ではティルマン(26)、ゴンザレス(30)、チェン(29)らが主力に成長。ヤンキースやレッドソックスのいる強豪地区を制するまでになった。

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