ロイヤルズがエンゼルスを3タテ 青木は猛打賞で本領発揮

公開日: 更新日:

 ロイヤルズの快進撃がとどまるところを知らない。5日の地区シリーズ第3戦に快勝し、エンゼルス相手に3連勝でリーグチャンピオンシップに勝ち上がった。ロイヤルズがリーグ優勝を争うステージに駒を進めるのは、世界一になった85年以来、29年ぶり7回目のことだ。

 本拠地カウフマン・スタジアムのファンを沸かせたひとりが青木宣親外野手(32)だった。「2番・右翼」でスタメン出場。1点を追う一回の第1打席で相手の先発左腕ウィルソンの内角速球を捉えて逆転の口火を切る左前打を放った。2死満塁から6番ゴードンの中越え二塁打で試合をひっくり返した。先頭で打席に立った三回にはストレートの四球を選んで出塁。4番ホズマーの本塁打で4点目のホームを踏んだ。

 この日の青木は持ち味を存分に発揮した。第3打席では内寄りの変化球に体勢を泳がされながらも一、二塁間に強い当たりを放ち、俊足を飛ばして内野安打。六回1死一、二塁の得点機には152キロの直球を捉えて中前への適時打を放った。この回に代走を送られてベンチに退いたが、3打数3安打、1打点、2得点。猛打賞でエンゼルスの息の根を止める活躍を見せた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 3

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  4. 4

    ソフトB“二軍の帝王”砂川リチャードが一軍で打てない根本原因…師匠・山川穂高が喝破

  5. 5

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  3. 8

    ポストシーズンの分配金が示す光と陰…一般職員の年収は約5万ドルで平均未満、“やりがい搾取”の一面も

  4. 9

    楽天・田中将大に囁かれていた「移籍説」…実力も素行も問題視されるレジェンドの哀れ

  5. 10

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  3. 8

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  4. 9

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  5. 10

    中山美穂さんが「愛し愛された」理由…和田アキ子、田原俊彦、芸能リポーターら数々証言