このまま引退でも…イチローは2020年に「殿堂入り」確実

公開日: 更新日:

 米殿堂入り選手が6日(日本時間7日)に発表された。

 今年は通算303勝、サイ・ヤング賞5度のランディ・ジョンソン(51)、219勝、同賞3度のペドロ・マルティネス(43)、213勝、154セーブのジョン・スモルツ(47)、通算3060安打のクレイグ・ビジオ(49)の4人が記者による投票で選ばれた。

 いずれも現役時代に一時代を築いた選手ばかりだが、現役の日本人大リーガーで殿堂入りの可能性があるのはイチロー(41=ヤンキースからFA)だ。ここにきて、複数の米メディアはあと156本に迫ったメジャー通算3000安打達成なら殿堂入り確実と伝えている。本人も昨年11月に米ケーブルテレビのインタビューで「もちろん(3000安打を)目指す」と今季の目標に掲げていると明かした。

 まずは新天地を確保するのが先決とはいえ、ロートル外野手の獲得に動く球団は限られる。これまでオリオールズ、マーリンズなどが関心を寄せていると米紙が報じたものの、依然として進展する気配はない。このまま所属先が決まらなければ、引退を余儀なくされる可能性があるが、仮に昨季を最後にユニホームを脱いでもイチローの殿堂入りは揺るがない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  5. 5

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  1. 6

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  5. 10

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ