岩隈が残留へ イチローはマリナーズに戻りたくても戻れない

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 長期間にわたって低迷する弱小球団が本気モードに入っている。地区優勝した01年を最後にポストシーズンから遠ざかっているマリナーズが積極的な補強を敢行しているのだ。

 今オフ、トレード候補に挙がっていた岩隈久志(33)についてズレンシックGMは3日(日本時間4日)「単なる噂に過ぎない。どこからそんな話が出たのか分からない」と放出の可能性を否定。「イワクマは(エース右腕の)ヘルナンデスとともに重要な戦力だ」と改めて評価した。

 当初、マリナーズは来季で契約が切れ、年俸高騰が予想される岩隈を早々に放出するとみられていた。しかし、ズレンシックGMはポストシーズン進出を目指す上で、岩隈は欠かせない戦力と判断しているようだ。

 ここ数年のマリナーズは大型補強に動いており、昨オフはヤンキースからFAになったカノ内野手(32)を10年総額2億4000万ドル(約287億円)で獲得。今オフは今季の本塁打王で前オリオールズのクルーズ外野手(34)と4年総額5700万ドル(約68億円)で契約し、攻守にわたってチームを牽引するシーガー内野手(27)と7年総額1億ドル(約119億7000万円)で契約延長した。

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