NPBにできるか 賭博4人目の腐敗巨人に「重い罪」求める声

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■熊崎コミッショナーも役立たず

 そもそも、NPBがどこまで本気で調査をする気があるのか甚だ疑問だ。これまた野球ファンの矢口高雄氏(漫画家)が「球団の聞き取り調査には限界がある。警察のように証拠を積み重ねて……ではなく、しょせんは『はい』か『いいえ』で答えられるくらいのものでしょう」と話すように、誰も巨人の調査能力など当てにしていない。

 だからこそNPBの徹底調査が求められるのだが、元東京地検特捜部長である熊崎コミッショナーは高木が白状したことについて、「(NPBがキャンプ中に12球団で行った)講義が生かされていることにひとつの救いを感じた」と悦に入っていた。

「我田引水ですね。高木投手は相手に脅されて怖くなったから野球賭博を認めたわけで、それが自分たちの指導の結果とか、考えがおかしいですよ。熊崎コミッショナーは今まで特捜部で何をやってきたんでしょうか。こういう不祥事の時に大ナタを振るうことができると期待されていたのに、これじゃあ何の役にも立たない」(前出の吉川氏)

 ちなみにメジャーで同じ事件があれば、「補強制限など、優勝が困難になる処置。または、球界全体に対してお詫びになるような何かしらの処分が下されるはずです」(メジャーに詳しいスポーツライターの友成那智氏)という。

 高木のウソを見抜けず、球界を混乱に陥れた巨人はもちろん、球界の危機に直面してもリーダーシップを発揮できないコミッショナーの罪だって重い。

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