怪しい会食を目撃…巨人賭博汚染が主力選手に飛び火する日

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 春のキャンプイン直前、宮崎でこんなことがあった。目撃した球界関係者がこう言う。

「2月1日のキャンプスタートに備え、巨人の主力選手が宮崎に先乗りして行っている合同自主トレの期間中です。数年前に引退した巨人の若手OBと主力2選手が市内の和食店で食事をしていたのです。おいおい、大丈夫かよ、ヤバイんじゃないのか、と心配になりましたよ」

 チームOBと現役選手が仲むつまじく会食する。珍しくもなんともないそんな光景を見て、なぜ球界関係者は驚いたのか。

 それは、仮にXとするこの30代の若手OBがいわくつきの人間だったからである。巨人を襲った最初の野球賭博、すなわち福田聡志(32)、笠原将生(25)、松本竜也(22)の元3投手が無期失格処分を受けた一件でにわかに球界の注目を集めたのがXだった。

「笠原や松本竜、そして8日に4人目の賭博関与者として発表された今回の高木京介(26)らと胴元の間をつなぐ仲介者として、日本野球機構(NPB)の調査委員会に『賭博常習者』と認定された飲食店経営者のBという男がいます。XはそのBと非常に親しい関係にあるとみられ、巨人野球賭博汚染の真相を知るキーパーソンとして、NPB調査委も当初から関心を寄せていた。一時期、週刊誌などが血眼になってXの行方を追いながら、いまだに賭博事件の“表舞台”には登場していない。韓国逃亡説まで流れていましたからね。宮崎で巨人主力選手と飯を食ってる姿を見れば、そりゃあ驚きますよ」(放送局関係者)

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