女子プロ協会“問題理事”福本佳世氏 遅すぎる辞任のウラ…小林浩美会長は事態を矮小化させようとしていた?
辞任は当たり前、遅すぎるくらいである。
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は昨16日、福本佳世理事(60)の辞任を発表。本人からの申し入れを受理したとしたが、辞任の理由は明らかにしなかった。
「理由はハッキリしている。3月に週刊文春が報じた女子プロ3選手と既婚の男性キャディーによる“トリプルボギー不倫”問題です。男性キャディーの妻も女子プロ選手で、その妻から相談を受けた福本理事が『あなたの夫と付き合った女の子は初優勝する』『不倫っていう感覚じゃなくて、スポーツだと思っているんじゃないの?』と言い放ったとされる。
即刻辞任させてもおかしくない事案ですが、5月19日の懲戒諮問委員会と理事会では『けん責処分』にとどめていた。責任問題となるのを避けたい協会の小林浩美会長(写真)が事態を矮小化させようとしたなんて声もありますが、いずれにしろ問題発覚から3カ月も経ってようやく辞任発表。しかも、福本理事本人の申し出を受けてのことですから、協会の当事者意識が問題視されても仕方がないですよ」(ツアー関係者)