中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

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 まさに電撃である。

 中日は昨15日、西武の佐藤龍世(28)を金銭トレードで獲得した。

 佐藤は強いライナー性の打球を飛ばすパワーヒッター。三塁を主とした内野守備も評価が高い。

 その一方、素行に問題アリ。入団2年目の2020年はコロナ禍で不要不急の外出が禁止されていた中、車でゴルフ場に出掛け、さらに約90キロオーバーのスピード違反。無期限の出場停止処分となり、裁判でも懲役3月、執行猶予2年の判決が下された。

 翌21年8月に日本ハムにトレードされ、22年11月にトレードで西武に出戻り。その後はレギュラーの座を掴みかけたものの、昨オフに外崎の三塁コンバートが決まるや、「トノさんとポジション争いはしたくない。トノさんが三塁で僕はベンチ、というのは今のチーム状況では考えられない」と、一度もやったことがない外野への転向を勝手に志願。首脳陣の怒りを買った。

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