2026年W杯がトランプ政権にひっかき回される恐怖…開催中のクラブW杯人気低迷にも拍車

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 米国各地で開催されている「FIFAクラブW杯」(CWC)。

 世界ナンバーワンクラブを決める大会は、かねてマイナス要因が取り沙汰されていた。英プレミアを制したリバプール、スペイン覇者のバルセロナは大会規定で出場できず、それが注目度に直結してチケットの売れ行きは芳しくない。

 メッシ擁する地元のインテル・マイアミとエジプトのアル・アハリとの開幕戦(15日)ですら前売り券が売れ残り、試合前日までに「半額ほどにダンピングされたのに空席がやたらと目立った」(サッカー関係者)。

 国別対抗のW杯以上に欧米と他大陸とのレベル差が大きく、「クオリティーの低い試合が続出する」との当初からの懸念が、大会2日目に現実のものとなった。ドイツのバイエルンが、ニュージーランドのオークランドCと対戦して10-0のワンサイドゲーム。

 これで「世界クラブ王者決定戦」なんて言われても……である。

「さらに米国のトランプ大統領が推進する移民排斥政策が、CWCに暗い影を落としている」とは前出の関係者。

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