女を捨てた男の怨念がヒタヒタと迫ってくる「東京ブルース」

東京をタイトルにした歌はたくさんあるが、これほどいつまでも胸に残る曲も少ない。それは1964(昭和39)年発売の「東京ブルース」である。「♪泣いた女が バカなのか」「♪だました男が 悪いのか」。西田佐知子のほとんどビブラートをかけない、淡々とした歌い方によって、逆に女を捨てた男…
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