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六川亨サッカージャーナリスト

1957年、東京都板橋区出まれ。法政大卒。月刊サッカーダイジェストの記者を振り出しに隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長を歴任。01年にサカダイを離れ、CALCIO2002の編集長を兼務しながら浦和レッズマガジンなど数誌を創刊。W杯、EURO、南米選手権、五輪などを精力的に取材。10年3月にフリーのサッカージャーナリストに。携帯サイト「超ワールドサッカー」でメルマガやコラムを長年執筆。主な著書に「Jリーグ・レジェンド」シリーズ、「Jリーグ・スーパーゴールズ」、「サッカー戦術ルネッサンス」、「ストライカー特別講座」(東邦出版)など。

W杯最終予選 日本vsインドネシアで凄く驚いたり激しく落胆したことを話そう

公開日: 更新日:

 6月10日に大阪・吹田サッカースタジアムで行われた2026年北中米W杯アジア最終予選の最終節・インドネシア戦は凄かった。

 鎌田大地三笘薫ばりのドリブル突破から決めた3点目、久保建英の右足による豪快な2点目など素晴らしいゴールシーンが多かった。

 久保は初めて背番号10を背負い、やはり初めてキャプテンマークを巻いて試合に臨み、相手選手が負傷中に主審と会話を交わし、状況をチームメイトに伝えるなどプレー以外でも貫禄十分だった。

 しかし、何が凄いってインドネシア・サポーターたちの熱狂的な応援には、本当に目を見張らされた。

 試合当日、スタジアムに向かう地下鉄の電車内で、インドネシアのユニホームを着たサポーターに遭遇して「恐らく日本在住の方だろうなぁ~」なんて思いつつ、日本相手に勝ち目はないとはいえ、アジアプレーオフ進出を決めているだけに日本戦の応援は「お祝いの意味もあるのかな」と<上から目線>で見てしまった。

 ところが最寄りの大阪モノレール「万博記念公園駅」に到着してびっくりしてしまった。

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