症状改善せず 日ハム大谷の戦列復帰“さらに先送り”の不安

公開日: 更新日:

 日本ハムの二軍選手は昼食を鎌ケ谷の球場内で取るケースが多い。例えば、合宿所でウエートトレーニングをした後に食事をしようと思ったら、隣接する球場まで200メートルほどの坂道を往復することになる。

 そんな、アスリートにとっては屁でもない道のりに、悲鳴を上げているプロ野球選手がいる。左大腿二頭筋肉離れで戦線離脱、現在、合宿所のある鎌ケ谷でリハビリ中の大谷翔平(22)だ。さる日本ハムOBがこう言った。

「左太ももの肉離れをやったのが8日。あれから10日以上経っても、症状は一向に改善されないというのです。歩くときには左足を引きずり、痛みで合宿所と球場を結ぶ坂を往復するのもしんどいと言いますからね。当初、復帰まで4週間程度だった見立てが6週間に延びたけど、現在の回復状況を見る限り、それも怪しくなった。戦列復帰は6月、もしくは7月に先送りされる可能性もあると聞きました」

 19日から2日連続でネットスローを行い、本人も「(状態は)日に日に良くなっている」とコメント。リハビリはさも順調に進んでいるかのように見えるものの、まだ歩くのもつらいのが実情のようだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  4. 4

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  5. 5

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  1. 6

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  2. 7

    佐々木朗希がドジャース狙うCY賞左腕スクーバルの「交換要員」になる可能性…1年で見切りつけられそうな裏側

  3. 8

    メジャー挑戦組出場の追い風になるのか? 巨人岡本は「絶対に出たい。ただ…」

  4. 9

    阿部巨人かつての盟友・李承燁氏に打撃コーチ緊急打診の深層…来季首脳陣発表後にナゼ?

  5. 10

    星野監督と1週間連続の晩飯ざんまい…ハワイ自主トレ中に突然、「星野ですう~」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ